昨日3月24日(金)は
全日本ジュニアクラシック音楽コンクール
小学1年生部門の全国大会でした。
応援に行くために
振替してくださった金曜レッスンの皆様
ご協力ありがとうございました。
自由曲のコンクールで
イベール作曲《物語》より
第4曲 風変わりな少女
第8曲 水晶の籠
を演奏しました。
フランス近代の作品で
多彩な音色と響きのチョイスと
コロコロ変わる曲想を捉えることがミッションで
これを機に音色の幅を増やしたいと思い
選曲しました。
じわりと染み込むような響きを目指して
打鍵のスピードを落としたり
時には輝く宝石のように
立ち上がりの良い硬質な音を使ったり
たくさんの仕掛けを準備して挑みました。
難しいのは
演奏しながら頭を使って
それらを仕掛けて行くことです。
仕掛けることが分かっているのに
頭と体がついていかずに
演奏は、ただただ流れてしまいがちです。
そのために必要なのが
日々の練習を
どれだけ意味のあるものにできるかですが…
内面が成長してないと
どうしても内容のある練習が難しいものです。
レッスンでは
冷たい鉄を叩いている気持ちになる時もあります。
それでも、いつか叩いているうちに
熱くなるんじゃないかと信じて
私も、保護者様も諦めずに叩き続けています。
今回のコンクールは
その鉄が自ら熱くなる
成長を感じる機会となりました。
本番ではアクシデントがあり
無事に演奏を終えることが出来ずにいて
どんな顔をして出てくるか心配していましたが
涙を滲ませることなく
精悍な顔で口を結んで
自分の演奏を受け止めていました。
心が痛い…
もちろんどんな演奏になっても
今まで努力したことの価値は変わりません。
私からは120点です!
全国大会の結果は第4位をいただきました。
もうすぐ新年度。
来年もコンクールにどんどん挑戦するそうです。
他の生徒さんも
前向きな春を迎えています。
今年はなんだか盛り上がりそうです♪
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