《ブログ限定記事》指導者賞について

今日は私の偏見で凝り固まった記事を書かせていただきます。

数多あるピアノコンクール。
今や乱立しすぎているというほど
年々コンクールは増えております。

そして多くのコンクールで
優秀な生徒さんを輩出した指導者には
指導者賞というものもあります。

それを目標のひとつに
励まれている先生がたも
いらっしゃると思います。

それについて否定する気持ちは
全くありません。

ただ、この指導者賞。

協会によっては
優秀な生徒さんを輩出しただけではなく
指導者ポイントが貯まってももらえるとのこと。

「生徒のステージポイント」
「指導者自身の活動」
これらの合計が⚪︎⚪︎⚪︎点以上になればもらえるそうです。

ご自身の活動は良いとして
生徒さんが予選に参加するごとに
生徒さんが提携コンクールに参加するごとに
加算されていくシステムには
正直抵抗感があります。

どうか指導者賞のために
こどもたちをコンクールに出すことがないように
願ってしまいます。

指導者の
指導者による
指導者のための・・・

と、巷では言われています。

私たち指導者は
生徒さんたちが
ピアノに胸を躍らせたり
心に届く演奏をする瞬間を
いつも夢見ています。

それ以上の励みも喜びもありません。

このことはまだ私が学生の頃から
変なシステムだなと思っていましたが
わざわざ私の様なものが
意見を言うような立場でもないだろうと
一度もブログにも書いたことがありませんでした。

それでも今日ここに
書かせていただいたのは
12年目を迎えるにあたり
講師になったばかりの頃と
志が変わらずにいることへの確認と
これから未来の自分へに向かって
道に迷わないための
2024年の私からのメッセージです。




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