ここ最近、インスタグラム用の記事を
こちらのブログに転用していたため
インスタグラムに合う浅い内容しか書けていないことに気づきました。
これからはブログを読んでくださる方だけに向けて
私らしい言葉で心の中で感じていることなどを
書いていきたいと思います。
というのも、発表会を終えて
一年の節目を迎えるにあたり
色々なお声をいただいたり
思うことなどがありました。
大前提として私がピアノ教室を開くのには
私なりに意味があるのです。
私自身がピアノ演奏を心から愛しているのはもちろん
日本で一般的なピアノレッスンに倣うのよりも
自分が思うレッスンをお子さんがたに届けたいのです。
日本はおそらく世界一のピアノ大国ですが
何年習っても習得したと言えない子どもたちが
たくさんいます。
生まれつき足が速い子がいるように
生まれつきピアノにたまたま向いていて
どんな教室に行ってもそこそこ弾けるこどもは
ほんの少数いるとは思います。
でも、それ以外のお子さんのほとんどは
小学校卒業する頃になっても
エリーゼのために程度も弾けないまま
ピアノを辞めていくのが現状です。
音大を卒業した後に
あるピアノ教室のベテラン先生に
「今のこどもたちは頑張らないから
中学生でブルグミュラーだから。」
と言われた時には驚きました。
それで先生は良いんですか?
と返したい気持ちを飲み込みましたが
その時のことは今でも昨日の様に思い出せます。
確かに、憧れの曲を
簡単なアレンジでも自分の手で音にできることに
喜びがあるのはもちろんわかりますが
それは大人になって
趣味で自分でお月謝を支払って
挑戦したら良いと私は思うのです。
こどもの習い事は
おとなの習い事とは違って
その技術を習得することで
生涯にわたって得られる宝になります。
スイミングスクールにいったら
プールに入ることが楽しいから
といった理由でパシャパシャ遊んでいることはないはずです。
クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライと
順を追って習得するのが当たり前です。
なのになぜ、ピアノ教室では
インベンションをお勉強するのが
当たり前ではないのでしょうか。
私はピアノ教室で講師でいる以上
それは責任だと思っています。
私は、そう思っておりますが
多くのピアノの先生方とは考えが同じわけではなく
人と違うことをするのには
風当たりが強い時もありましたが
教室運営も11年目をもうすぐ終える今
私の教室は
朗らかな笑顔のこどもたちと
お子さんを第一に考えていらっしゃる
温かい保護者様であふれています。
この素晴らしい皆様が
私の教室を作ってくださるのですから
私はそれを守っていきたいです。
もっと書こうと思えば
いくらでも書けるのですが
今日はこのくらいにしておきます🌸
ここまでお読みくださり
ありがとうございました。
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