月曜、火曜と
コンクールでバッハを弾く生徒さんが続き
全員に同じことを伝えました。
バッハを弾く二次予選まで
まだ2ヶ月弱あるので
今のうちにできることを
じっくり仕込みたい!!
どんな曲にも言えることですが
「その音で弾いたら何やってもイマイチ」
ということはよくあります。
いくら器用に弾いても
音楽的に作り込んでも
音の出し方がなってないと
台無しです。
特にバッハは
それが全てと言っても
過言ではないと思っています。
波の無い静かな水の上に
雫が一粒ポトンと落ち
それが波紋を呼ぶ様子の
ひとつひとつの場面を観察するように
音を出す前
音を出す瞬間
音を出した後
それぞれの動作と空間を
まずは自分で意識するところから始めます。
安心してください。
バッハの音数は
それほど多くありません
今ざっと音符を数えてみたら
インベンションを弾く生徒さんは510音
音の数がありました。
音の粒ひとつひとつを
意識的に毎日磨く作業を
じっくりしてください
♪=60のメトロノームにあわせて
レッスンでお伝えしたように
指の上げ下げまでよく観察して
耳で音をそろえながら練習してみてくださいね!
インベンションは60弱の小節数で
8分の3拍子だと354秒で
片手の練習が一回通せます。
片手ずつやっても12分弱ですから
面倒がらずにどうか辛抱して
挑戦してみて欲しいです
そして本気で取り組む気があるなら
本番の朝まで毎日続けて欲しいです。
消しゴムも練習のお供に
つかってあげてくださいね♪
この地味な作業と
そこに費やした集中力によって
音に緊張感が生まれます。
選び抜かれたとびっきりの
音を並べた演奏は
美しいに決まっています。
バッハをコンクールで弾く生徒さん全員
今週のレッスンは
超絶スローモーションでしか
弾かせてあげませんでした
今、この作業が
いっちばん大事です。
職人になったつもりで
こだわって練習して欲しいです。
そして、その練習の先には
その過程に耐え抜いたことで
心の中に一本
芯ができていると思います。
生徒さんの内面にも
変化がきっと現れます。
二ヶ月後に
成長した生徒さんにお会いできることを夢見て
声をかけつづけていきたいです。
これこそピアノの醍醐味
生徒さんと
お母様と
一緒に青春です
___________
写真は
先日体育祭の衣装を
一緒に作ったNちゃん。
いよいよ体育祭・・・
朝7:00に約束をして
髪の毛セットをして送り出しました
前日の夜
髪型に悩んでいたのを
このインスタで見て知り
喜んで志願しました
リクエストの
お団子ツイン
とっても可愛かったです
また来年も
後方部隊として参加させてね♪
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