楽譜を見て弾けることは
ピアノを習っているなら当たり前…
当教室ではもう1段階進んだ
「演奏」を深めるレッスンを目指しています
そのために不可欠なのが
「豊かに響き」「芯のある」「伸びやかな」
音、です。
メカニックな観点から言えば
指先は言うまでもなく
指の付け根、手の甲が重要です。
まだ打鍵の基礎ができていない
ふにゃふにゃな音の方
どすこい横綱級の音の方
千鳥足打法の方
間違いなく指の付け根を
意識できていないはずです。
5本の指全ての付け根を意識できるようになると
「手の甲の支え」までが
コントロールできるようになり
それが音色や響きを作っていきます。
なんとなくイマイチな時は
響きに緊張感が無い原因が
手の甲の高さが出ていないことにあったり
ツェルニーの練習曲で
メトロノームをかけると
手が痛くなって弾ききれない原因が
指の付け根を絶えず広げ続けて
緩めることが足りなかったり
とにかくレッスンで
指摘することが多い部分です
もう一歩
演奏を深めたい方は
お指の付け根をよく観察して
練習してみてください♪
そして
それ以前にお指の形が作れていない方
お願いだから
ピーンと「前ならえ」をするのだけは
今すぐにやめてください
本当に、お願い…
頭を下げての、「お願いします」
何年言い続けても
本人が直そうとしてくれないと
どうにもならないのが辛いです
特に指の付け根が凹んでるのを見ると
演奏を聴かなくても
静止画だけで
良い音が出せていないのが
分かってしまいます。
教室にもまだまだ
たくさん生息していますので
発表会までに
撃退できるように
私も執念深く踏ん張ります
生徒さんと我慢比べ
負けないぞっっ!
この記事へのコメントはありません。