ふと誰かが文字を書いた時
美しい文字に
ハッとしたことはありませんか?
たった一文字を見てわかる
字の美しいひとのように
ピアノもたったはじめの1音を聴いただけで
学んできた人かどうか分かるものです。
「檸檬」だったり「薔薇」などの
難しい字がかけることは
字が上手なこととは無関係のように
難しい楽譜が読めて弾けることと
美しく豊かな演奏ができることは別のお話しです。
せっかくクラシックピアノを習うのだから
それぞれの曲想に合った
ふさわしい音色、響き。
それを出すために必要な
指先、手首、肘、体の使い方を
学んでほしい。
その作品や作曲家ごとに合わせて
演奏の仕方を選べるようになって欲しい。
そして、情感豊かな演奏が
生徒さんのピアノから聴こえる日を夢に見ています。
書道の先生が
手本を目の前で書いてくださるように
私もその場で手本を示せるように
教室では2台のグランドピアノを使って
レッスンを行なっています。
長年習ったのに
演奏や、音楽の基礎知識の習得ができなかったと
お子さんにもご家族にも後悔されないように
ピアノ講師として誠実に
生徒さんとレッスンに向き合いたいと考えています。
この記事へのコメントはありません。